ノジマステラ神奈川相模原 皇后杯で準優勝 日テレに敗戦も歴史刻む

相模原市中央区

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表彰式後の選手たち(前列中央が尾山主将)=昨年12月24日、ヤンマースタジアム長居

 地元の女子サッカーチーム・ノジマステラ神奈川相模原が、創設6年目にして初めて「皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」の決勝に進出した。創設時からチームを牽引してきた尾山沙希主将にとっては現役最後の試合となった昨年12月の決勝戦では、日テレ・ベレーザに敗れたものの、準優勝という新たな歴史を刻んだ。

 同大会はトーナメント戦により日本一を決める大会。なでしこリーグ1部・2部の20チームを含む48チームが参加し、10月から激戦が展開された。

 ノジマは準々決勝で早稲田大学を破り初のベスト4入りを決めると、準決勝では延長戦の末、ジェフユナイテッド千葉レディースに勝利。決勝進出を果たした。迎えた決勝では、リーグ戦王者の日テレに0-3で敗戦。後半はノジマも攻勢を強めたが、1点が遠かった。

尾山主将のラストマッチ

 この試合を最後に現役引退を表明していた尾山主将は、最後まで走り続け、チームを鼓舞。菅野将晃監督は「先頭に立ってチームを引っ張る姿勢は、彼女が残してくれたもの」と話した。尾山主将は「菅野さんに恩返ししたい気持ちがあったので、準優勝という結果はすごく嬉しい。負けてしまったが、チームのひたむきさや全力さは見せられたと思う。サッカー人生をここで終えることができて、本当に幸せです」と心境を語った。

 スタンドで見守った父・隆啓(たかひろ)さんは「不器用ながら頑張っている姿を見てきて、幸せをもらえた。サッカー選手をやめてしまうのは残念だが、長い間お疲れ様と言いたい」と労い、母・章子さんは「やり切ってくれたと思う。(中学・高校時代に所属したクラブチームの先輩)上辻選手や阪口選手と最後に対戦できて、これ以上ない引退試合になったのでは」と話した。