脊髄損傷まひ、抗体で機能回復

サルに投与、神経再生

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 脊髄の損傷により手(前足)の働きがまひしたサルに、神経の再生を促す「抗体」を投与し、運動機能を回復させることに成功したと、京都大や大阪大のチームが5日付の海外専門誌電子版に発表した。

 チームによると、脊髄損傷は事故やがんなどによって起きるが、有効な治療法は未確立。

 チームは、脊髄損傷後に患部の周囲で増え、神経再生の邪魔をするタンパク質「RGMa」に着目。脊髄を傷つけて、餌をつまみ上げられないようにしたアカゲザル4匹に、RGMaの働きを阻害する抗体を投与した。

 投与を続けて2週間後から、手の指の器用さが回復し始め、餌をうまく取ることができるようになった。

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