ホークス和田「鬼」の自主トレ公開 ハードメニューに“門下生”も戦々恐々

「HAWKS ベースボールパーク筑後」で自主トレを行った和田【写真:福谷佑介】

2年連続参加の笠谷に加え、今年からは昨季ドラ1田中正義、育成の伊藤、斎藤が参加

 ソフトバンクの和田毅投手が6日、福岡・筑後市内のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で行なっている自主トレを報道陣に公開した。昨年から門下生となっている笠谷俊介投手に加え、今年から育成選手の伊藤祐介投手、斎藤誠哉投手も参加。2016年のドラフト1位・田中正義投手も1月中旬から参加予定となっており、若い選手たちとともに精力的に汗を流していた。

 昨季は左肘の張り、左肘遊離軟骨の除去手術を受けたこともあり、わずか8試合の登板に終わった和田。チームは日本一奪還を果たしたものの、和田自身は4勝と悔しさの残る1年となった。復活を期す1年だけに、自主トレはかなりハードなメニューをこなすことになりそう。若い面々の参加も刺激になっているようで、「1人でやるとどうしても妥協だとか甘えが出てしまいがち。僕も年齢を重ねて、自分に対しての甘えが出てきがちなので、怪我と隣り合わせな部分はあるかもしれないですけど、追い込まない限りは成長もないので。キャンプの練習が楽だなと感じられるような状態で入っていきたい」と語った。

 その言葉通り体幹などの体力強化メニューや、ポール間30本、キャッチボール、午後からはウエート場でのトレーニングと、開始2日目とは思えないハードなメニューをこなした。厳しいトレーニングを自らに課すことで知られる和田の自主トレ。若手3選手からも早くも悲鳴が上がり、2年連続での参加となる笠谷は「鬼の……です。2日目でポール間30本、今年はどうなるのか……」と早くも戦々恐々としていた。

今季は「1番取りたいタイトル」も視野

「怪我をしない、1年間しっかり投げきれる体力を作りたいなと、それが1番の目標です。1年間ローテーションを崩さずに投げ通したい」と自主トレのテーマを語った和田。2年連続の開幕投手についても「もちろんそういう気持ちでいますし、そこを目指していかないと自分もレベルアップできないと思っているので」と意欲を見せる。

 プロ16年目となる2018年。連覇のほかにも、欲しいものがある。「1年間ローテを守り通せば、2桁は絶対についてくると思っている。タイトルは全部欲しいんですけど、まだ取ったことのない防御率というのは自分にとって1番取りたいタイトル。そこを目指していければいいなと思います」。

 2010年に最多勝とMVP、日本球界に復帰した2016年には最多勝と最高勝率に輝いている和田。まだ手にしていない勲章とともに、2年連続日本一の力になるつもりだ。

(Full-Count編集部)

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