南大東島地方気象台は、きょう(7日)南大東島でヒカンザクラが開花したと発表した。平年より13日早く、去年より20日早い開花となった。今シーズンさくらの開花の便りが届くのは全国初となる。
また、南大東島ではきょう、ウグイスの初鳴きも観測されている。
ヒカンザクラ(緋寒桜)は、サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことから、ガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。沖縄や奄美地方では、ヒカンザクラを本州のソメイヨシノの代わりとして観測している。
さくらの開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日の事で、ソメイヨシノやヒカンザクラともに同じ基準となっている。