七福神も勢ぞろい 平塚・長楽寺で初薬師

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 湘南ひらつか七福神の寿老尊をまつる長楽寺(平塚市札場町)で7日、初薬師の法要とともに七草がゆの振る舞い、観光協会ボランティアが扮(ふん)した七福神による口上披露が行われた。集まった参拝者らは本尊である薬師如来の加持を受けた熱々のかゆをほお張り、七福神の名乗りと口上を楽しみながら1年間の無病息災と幸運を願った。

 平塚大空襲で焼失した同寺は2012年、67年ぶりに本堂を再建。高橋智運住職(75)が「地域一帯のかつてのにぎわいを呼び戻したい」と、本来の初薬師は1月8日だが「7日は宵薬師、8日が本薬師、9日は残り薬師」と数えて、七草がゆと毎月7日の「七福神めぐり」ツアー開催に当てて、人々が集う場にしている。

 七福神に扮したボランティアは36〜76歳と幅広く、本堂前に並んで「やあやあ我こそは福の神、大黒さま」「商売繁盛の恵比寿さまである」などそれぞれに名乗り。タイや小づちなど小道具も巧みに使って「皆々さまに福を進ぜよう、福を進ぜよう」「大願成就、授けましょう」と御利益いっぱいの口上が響くたびに拍手が起こり、「皆さまが元気に過ごせますよう七福神一同、お祈り申し上げます」と締めくくった。