サポーターはバカじゃない!ファウラー、コウチーニョ退団を語る

『Daily Star』は7日、「元イングランド代表FWロビー・ファウラーは、フィリペ・コウチーニョの売却に理解を示した」と報じた。

かつてリヴァプールでエースとして活躍し、引退後は大使として仕事をしているファウラー氏。

彼は先日行われたフィリペ・コウチーニョのバルセロナ移籍について以下のように話し、出ていきたい選手は出すしかないと語ったとのこと。

ロビー・ファウラー 「フィルヒル・ファン・ダイクとの契約は、リヴァプールが大きな意思を持っていることを見せたのだ。

彼らは発展を求めており、何かを勝ち取りたいと思っているとね。

その反論となるものは、なぜフィリペ・コウチーニョのようなトッププレーヤーの退団を許したのかというものだ」

【次ページ】「誰もクラブより大きな存在ではない」

ロビー・ファウラー 「しかし、彼が偉大な選手であったとしてもだ。リヴァプールが何年もの間彼に頼ってきたとしてもだ。選手はやってきて、そして出て行く。

誰もクラブより大きな存在ではない。クラブは未来に歩んでいくし、ファンもそれに続いていく。

しかし、サポーターはバカではない。彼らは、クラブに残りたくない選手のことはわかっている。

それがクラブへのサポートを止めることにはならない。結局コウチーニョが退団したときにもね。

毎年毎年起こってきたことだし、これからも起こるだろう。たいてい、選手は自分のやり方があり、サッカー自体のほうが彼らにとって重い。

しかし、リヴァプールにとっては公平なものだよ。彼らは夏にそれを拒否したんだ。

選手が本気で退団を願っていれば、10回のうち8回はそうなるものだ。

サポーターは最高の可能性を秘めたチームを見たいと思っているものだし、コウチーニョはそのカテゴリに入る選手だ。

もちろん私だって彼には残ってほしかったが、そうでなければ最良の代替品と契約するしかない」

© 株式会社ファッションニュース通信社