ここ10年のサッカー界はバルセロナFWリオネル・メッシ、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドの2人が支配してきた。しかし、彼らも人間だ。いつかは現役でプレイすることが難しい年齢を迎え、徐々にパフォーマンスにも衰えが出てくることになる。では、メッシとロナウドに代わって新時代を築く選手は誰なのだろうか。
この疑問に答えたのは元バルセロナMFシャビ・エルナンデスだ。シャビはバルセロナの心臓としてメッシ、さらにロナウドのことを長年見てきた。そのシャビが思う次世代のNo.1候補は誰なのか。スペイン『El Pais』によると、まずシャビが名前を挙げたのは元チームメイトでもある現パリ・サンジェルマンFWネイマールだ。
「メッシ、クリスティアーノの後はネイマールが基準になるのではと思う。彼はブラジル人だし、ブラジルには毎回のワールドカップでファイナルへ進出するチャンスがある。ネイマールの時代は3、4年ほど続くだろう。そこからはムバッペの時代がくる。彼は驚異的なポテンシャルを秘めているよ。彼はまだ19歳と若い。モンスターだよ」
ネイマールの時代が終われば、同じPSGに所属するFWキリアム・ムバッペの時代になるというのがシャビの考えだ。もちろんムバッペがいつまでPSGでプレイするかは分からないが、仮に2人がPSGでのプレイを続ければ欧州を支配するのはPSGということになる。
シャビはムバッペにゲームの流れを読む力など改善すべき点もあるとの認識を示しているが、元フランス代表FWティエリ・アンリのようだと才能を高く評価している。果たしてシャビの予想通り、ネイマール、ムバッペの順にサッカー界を支配していくことになるのだろうか。