きょう10日は西日本の上空に寒気が南下し、鹿児島や宮崎で初雪を観測した。鹿児島は平年より8日遅いが、宮崎では11日早い初雪となった。
日本付近は12日(金)頃まで冬型の気圧配置が続き、全国的に気温が平年を下回る状態が続く見込み。西日本はすでに気温が低くなっているが、あす11日は平年を大幅に下回り、一段と寒くなりそうだ。また、関東など東日本でも、11日は気温があまり上がらず、風が冷たくなる見通し。
<11日の予想気温(最低・最高)>
札幌(-8℃・-1℃)
仙台(0℃・6℃)
東京(1℃・10℃)
名古屋(1℃・6℃)
大阪(1℃・5℃)
松江(-2℃・2℃)
広島(-1℃・4℃)
福岡(1℃・4℃)
鹿児島(4℃・6℃)
全国的に気温の低い状態は週末にかけて続くが、上空の寒気が北上する週明けには気温が平年より高く、西日本を中心にかなり高くなる所もありそうだ。この先1週間は、気温の変動が大きいので、雪の多い地域は雪崩や融雪に注意が必要だ。太平洋側の各地も、農作物や健康管理に注意が必要となる。