内田ルール?鹿島、新体制会見で記者にした「お願い」とは

10日(水)、2018シーズンに向けて始動した鹿島アントラーズ。

午後からは新体制発表会見が行われ、今季からチームに加入した選手たちが出席した。

この会見に参加したのは犬飼智也、安西幸輝、内田篤人、山口一真、沖悠哉の5選手。やはり内田への関心が高かったのか、多くのメディア関係者が取材に訪れていた。

その終盤には質疑応答の場が設けられたのだが、クラブからのある注意がアナウンスされていた。

それは、「新人および新加入選手全員に同一の質問がある場合のみ挙手を認める」という条件だ。

鹿島は「会見後に個別の取材時間を用意している」と説明していたが、これは内田への質問が集中することを見越した鹿島なりのお願いであり、またルーキー選手に対する配慮でもあった。

なお、内田が会見の中で話した内容は以下の通り。

内田 篤人(鹿島アントラーズ)

「ベルリンから来ました内田篤人です。

このチームのために一生懸命働く覚悟で来ました。 宜しくお願いします」 内田 篤人(鹿島アントラーズ)

(これまで持っていた鹿島へのイメージと、加入した今の気持ち)

「アントラーズは2010年くらいまでいさせてもらいましたし、優勝カップ、シャーレを掲げているのがよく似合うチームだと思ってます。

去年獲れなかったので、是非今シーズンはみんなで獲りに行きたいと思います」

(どうチームに貢献していきたいか?アピールポイントは)

「向こう(ドイツ)ではだいぶ激しく練習もしましたし。

プロ選手、サッカー選手とは何かっていうのは体に深い傷がいっぱいありますんで、そこらへんは分かってるつもりです。

若い選手もいますし、自分ができることを練習中からしっかりやりたいと思います」

(個人としてチームとして今年の目標)

「そうですね、優勝できるように頑張ります」

(小笠原選手や曽ヶ端選手など、先輩についてどういった印象を持っているか)

「ベンチにもヤナギさんだったり剛さん、羽田さんもいますし、一緒にやらせてもらった選手もいますし。

特に満男さんとか曽ヶ端さんは優しくなったなと思います。

ヤナギさん、中田浩二さんは違う意味で丸くなったと思います」 

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