もし中島翔哉が移籍したら、FC東京にいくら入るのか?

ポルトガル1部ポルティモネンセで結果を残しつつある中島翔哉。

先日行われたパッソス・フェレイラ戦でも得点をあげ、これで今季のゴール数は「7」に。その活躍から獲得の打診がいくつかあり、ポルティモネンセは800万ユーロ(およそ10.7億円)のオファーを拒否したという。

記事によれば、中島の契約解除は1000万ユーロ(13.4億円)であるとのこと。FIFAは国際移籍が実現した際、その選手が10代から20代に在籍したチームが移籍金の一部を「連帯貢献金」として請求できる制度を定めている。

その額は所属した当時の年齢によって異なるのだが、16歳から23歳までであれば0.5%であるとされる。

つまり、FC東京は在籍年数に応じて0.5%ずつを請求できるはずで、仮に移籍金が1000万ユーロ(13.4億円)だったとして、その額は在籍1年ごとに0.05%の670万円となる。

中島は2014年の夏から2017年夏まで在籍していることから、フルシーズン在籍したのは2年間、トータルの在籍期間は4年ある。

よって、正確な計算方法は不明であるが、670万円×2-4(1340万円~2680万円)程度を手にすることができる。

ただし、この連帯貢献金は所属元のクラブが請求しない限り受け取ることができない。

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