受験生にもおすすめ!受験にも災害時にも、日常にも役立つぷちグッズをご紹介 テスト中、トイレに行きたくならないようにするためには?

もうすぐセンター試験!受験生の寒さ対策、万全ですか?(画像:Photo AC)

みなさま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年明け早々、緊急地震速報や、震度3以上の地震で心がざわついた方もいらっしゃったのではないでしょうか?今年こそ、地震と無縁の年であってほしかったのですが、天災とはうまくおつきあいしていくしかないという事をあらためて思い知らされた年明けでした。

1月といえば、1月17日は1995年に阪神・淡路大震災が起こった日ですから、防災イベントも多い月になっています。年明け早々、防災のことを考えたくないという気持ちはしみじみわかりますが、それでも、お近くの防災イベントに出かけてみてくださいね!

私も、1月は岡山〜三重、東京都と講演してまわっています。お近くに出没したらお声かけくださいませ!

■あんどうりす防災イベントスケジュール
https://andorisu.jimdo.com/講演会-スケジュール/

さて、この時期、防災イベントも多いのですが、受験生にとっても試験が多い時期です。今年のセンター試験は1月13日、14日だとか!そのため、防災の寒さ対策のアドバイスと一緒に、受験生にも寒さ対策のアドバイスを一緒によろしく!というご要望が増える時期でもあります。

ということで、受験にも役立つ防災グッズ、いってみましょう♪

特に大学受験でおすすめなのが、これ。

折りたためる椅子です。お昼休みなど、食堂が混んでしまいますよね。並んだ後に、やっとごはんにありつけたと思ったら、休憩時間が残り少なくなっていて、ペースを乱してしまった・・なんてことがないように、外でお弁当にする方もいるかもしれません。でも、外にも座る場所もやっぱりなかったという悲劇も会場によっては生まれてきます。

おりたためる椅子(写真のものは、組み立てサイズ/約W310×D170×H190mm、折りたたみサイズ/約W371×D10×H217mm 重量230g 対荷重100kg)(画像提供:あんどうりす)

そんな時に、軽量で折りたためる椅子があると、いつでもどこでも快適にお弁当を食べられます。お弁当時間だけではなく、試験と試験の合間にも一回外に出されるなんて会場もあります。そのたびに立ちっぱなしは辛いですよね。

折りたたんだ状態 おりがみ方式ですね♪(画像提供:あんどうりす)

このおりたたみ椅子は230gと軽く、薄くなるので、15Lの小さなリュックにも余裕で入ります。

災害時にも日常にもありがたい折りたたみ椅子

15Lのリュックにジャストサイズではいります。小さいサイズは車の座席後ろのポケットなどにも収納できるなど、すきまがあれば収納できるのが魅力(画像提供:あんどうりす)

コンパクトに持ち運べるので受験生だけでなく、災害用や日常用としてもありがたいです!お値段も小さいサイズは1500円程度なので、こどもの運動会用の椅子がほしいけれど、キャンプ用の本格仕様のものは手が出ないという方にもお試ししてもらいやすいかなと思っています。

運動会や行楽用とて購入していたら受験にも災害にも役立ったなんてありがたいですね。災害時、椅子が欲しかったという声は結構お聞きしました。災害時ではない通常の講演でも、膝が悪いから、畳に座るのもつらい、椅子の部屋にしてほしいという声が多くあります。普段でもつらい方がいるのに、避難所のような場所で、つらくならない訳がありません。

そのため、リュックがそのまま椅子になる製品もでているのですが、椅子用のフレームが多くつけられてしまう分、リュックとして背負いにくく、重くなってしまう欠点がありました。これだと、重くなりません。

ただし、リュックにも入るサイズの小型のものは高さが15センチとなるため、立ったり座ったりしにくい欠点があります。膝が悪い方は高めの40センチの方がおすすめです。また、どのサイズのものも、組み立てるとき、硬いので、力は必要になります。受験時に使う際には、必ず一度試してみることをおすすめします。

また、メーカーは推奨していませんが、自己責任で、いざというとき、これをかぶってヘルメットがわりということも出来なくはないです。内側のスナップボタンが頭にあたってちょっと痛いですが、私はかぶることができました。そのままかぶらなくても、リュックやカバンに入っていたら、中に入っている本と一緒に頭を守ってくれるものになりますね♪

受験会場に行く途中に、緊急地震速報がなって地震が起きた!なんて時にも、防災用ヘルメットを準備して受験会場に行く人はいなくても、椅子ならば準備しやすいのが嬉しいです。

もうひとつ、受験生におすすめしたいのがこちらです。椅子は持っていかないという方でもこの断熱シートのざぶとんはご検討いただきたいです。

1分でも惜しいテスト中。トイレに行きたくならないようにするためには?

講演会でいつもご紹介している「断熱シートのざぶとん」(画像提供:あんどうりす)

お弁当時に使うだけではありません。試験会場が大会場だった場合、そして、大学などの椅子に時々ある、腰の部分が空洞になってしまう椅子の場合、気づかないうちに腰が冷えるのです。

ネットで検索してみたら、名古屋の名城大学に講義室の椅子を改善したビフォーアフターの画像がありました。左側の古い写真のようなタイプの椅子の場合です。

■知ってましたか?「収納椅子の秘話」(名城大学)
https://www.meijo-u.ac.jp/sp/meiguru/detail.html?id=CFjrGF

腰が冷えると、トイレに行きたくなってきてしまうのです。1分でも惜しい、試験時間中、トイレに行くことになれば、数点失う可能性もでてきます。暖房ががんがん効いている部屋だったとしても、足元と天井部に温度差が生まれると熱の移動で風が起きるので、腰の空洞に風がぴゅーぴゅーあたってしまうのです。でも、腰の空洞部分にこの断熱シートを敷いて空洞を塞げば、冷えません!300円くらいから販売されています。大教室対策として、検討してみてください!

もちろん、これは防災グッズや子育てグッズとしても大活躍です。合格後のお花見にももちろん使えます♪詳しくは過去記事で

■9月1日を、大事な人に防災グッズを送る「マモリタインデー」にしませんか?おススメプレゼントは?ペット用品やオムツ替え用品を防災用品にする小技をご紹介!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3596

最後に受験生のための寒さ対策としてよく話題になっていますが、それは、普段の寒さ対策や災害時の寒さ対策と全く一緒です。受験の時だけ、寒くなるのではなく、普段から寒い格好だといつでも寒いのです。これまでに書いた普段からの寒さ対策は、以下をご参照ください。

■『登山では、コットンのインナーは着ません!機能性インナーの下にコットン肌着を着ている人が54%も』~正しくインナーを着こなして、寒い冬を暖かく。アウトドア流着こなし術を身に着けよう!その2
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2094

■「災害時にも役立つレインウエアを普段使いに」~「寝るな、寝ると死ぬぞ!」は間違い?
http://www.risktaisaku.com/articles/-/1839

■『風の強い日にフリースをアウターに着るのは間違い?!』水と空気と風をコントロール。アウトドア流着こなし術を身に着けよう!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2071

■『ダウンジャケット、たくさん服を着こんだ上に着てませんか?』ダウンは体温で温めて羽をふくらませるもの。肌に近い方が暖かい!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2109

試験会場独特の問題としては、室内と屋外の温度差や大会場には足元が寒い会場があるということがあります。脱ぎ着できて調整しやすい服であるとよりよいですよね!

受験生のみなさんにとって、頑張ってきた成果の出せる試験でありますように!受験生ではない方も、防災を気軽に日常にとりいれていく、ゆるい防災の話題を今年もお届けいたしますので、よろしくおねがいいたします♪

(了)

© 株式会社新建新聞社