初優勝から10年の節目の年に、再びAFCチャンピオンズリーグのタイトルを獲得した浦和レッズ。
6年チームを率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が途中解任される激動のシーズンとなったが、後を受けた堀孝史監督のもとでチームは団結。より手堅いスタイルで厳しい試合を戦い抜き、2度目のアジア制覇を成し遂げた。ホーム7戦で全勝というのは大会史上初の快挙である。
ACLの出場権がない今年は、12年ぶりのJ1優勝が目標。
引き続き指揮を執る堀監督のもと、開幕戦ではFC東京とアウェイで対戦することが報じられている彼らが1月11日、2018シーズンの新ユニフォームを発表した。
Urawa Reds 2018 Nike Home
浦和の新しいホームユニフォームは、赤を基調としたシンプルなカラーリングをベースに、肩から袖にかけて入れられたグラフィックが特徴のデザイン。
初の試みとして、背面から両袖にかけて赤のトーナルカラーを用いており、クラブの象徴であるダイヤモンドの動きとカッティングの美しさを表現している。
繊細にデザインされたダイヤモンドは、選手が着用することで、スピード感や躍動感をさらに強調。
エンブレム上部には、大小合わせて3つの星が新たにデザインされた。大きな星は2007年と2017年に達成されたACL優勝、小さな星は2006年のJリーグ優勝を表している。
星の数が2017シーズンと同じ「3」である理由は先日紹介した通りだ。
シャツからパンツにかけて、サイドラインに一貫性をもたせたカラーリビールテープを配置。
メ ッシュの開閉作用による優れた通気性と伸縮性により、選手にかかるストレスを軽減している。
ユニフォームの内側には、クラブとサポーターをつなぐシンボル「ハートの12」。2018モデルもしっかり縫い付けられているぞ。
新ユニフォームは、2018年Nike Global Footballにおけるデザインコンセプトである“Precision Tuned performance”に基づき、アスリートのパフォーマンス向上を目的に通気性や快適な着心地を追求。2017年よりもスピード感にこだわったデザインになっている。
Urawa Reds 2018 Nike Away
2017モデルでボルトカラーを採用して話題となったアウェイは、白を基調としたデザイン。
ホームのような肩のグラフィックがなく、よりシンプルな仕上がりだ。
GKユニフォームは、ホームが白系のピュアプラチナム。
上のFPアウェイとよく似ているがこちらは袖にグラフィックが入れられている。ちなみに、色違いで、黄色のアウェイ、紫のサードというラインナップ。
ユニフォームスポンサーは、胸の「ポラス」、背中上部の「三菱重工業」、背中下部の「日本ケンタッキー・フライド・チキン」、袖の「三菱自動車工業」、パンツの「DHLジャパン」がいずれも継続している。