メッシから言われたことに驚愕した!アビダル、闘病中の出来事とは

『Livesoccer TV』は10日、「元フランス代表DFエリック・アビダルは、肝臓がんの闘病時に経験したエピソードを明かした」と報じた。

バルセロナに所属していた2011年に肝臓がんが発覚し、2度の大きな手術を受けることになったアビダル。

長い入院が必要になったものの、幸いにして治療は成功。命を永らえただけではなく、選手としてピッチに戻ることにも成功した。

彼は『Canal +』のインタビューで闘病中のエピソードについて話し、メッシから言われたことに驚愕したと明かした。

エリック・アビダル 「堪らなかった。あの痛みは、永久に突き刺さっているだろう。私の心の中にね。

医者が『手術が必要だ』と言った時、僕は嬉しかった。あの痛みから逃れられると思うとね」

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エリック・アビダル 「忙しいスケジュールの中、ティティ(ティエリ・アンリ)が会いに来てくれたのは素晴らしかった。

私はあんな調子の悪い自分を見せたくはなかったんだけどね。だけど、あれは本当に素晴らしい振る舞いだったよ。

彼と会ったときは、子供のように泣きじゃくってしまった」

(入院しているとき、バルセロナに応援のビデオメッセージを送っていたね?)

「私はとても痩せていた。試合前にはビデオを作って、選手たちを応援するために送っていたんだ。

メッシが私に言ったことを知っているかい?『もうこれ以上ビデオを送らないでくれ』って頼んできたんだ。

なぜなら、それが我々を傷つけるからだと。そんな風に見られているとはね。

私は彼らを動機づけしようと送っていた。しかし、私がまるで死体のように見えたんだと。それが彼らを動揺させていたんだ」

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