東大初代総理の銅像に「願掛け」 センター試験直前 兵庫・出石高の受験生ら

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受験成功を祈願し加藤弘之の胸像をなでる出石高校の生徒たち=豊岡市出石町下谷

 13、14日の大学入試センター試験を直前に控え、兵庫県但馬各地の高校でも12日、受験生の激励会が開かれた。先生などからエールを送られた生徒たちは、志望校に向けた最初の関門で力を出せるよう、気持ちを高めていた。

   ◇   ◇

 3年生22人がセンター試験に挑む出石高校(豊岡市出石町下谷)では、教諭らによる恒例の激励集会があった。

 集会には、2次試験を受ける予定の生徒13人が参加した。渋谷義人校長は「大学入試は人生の中でも大きな勝負事の一つ」とし、体調管理や時間に余裕を持つことが何より重要だと強調。「自分たちの力を信じ、全力で頑張って」とエールを送った。

 その後生徒たちは、学校近くにある「加藤弘之生家」を訪問。出石町出身で、東京大学の初代総理(総長)を務めた加藤弘之にあやかり、自分たちの試験もうまくいくよう祈りながら、生家に置かれた胸像をなでていた。

 海洋学が勉強できる大学を目指している男子生徒(18)は「過去問を何年分も解くなどして備えてきた。緊張はあるが、成果を出したい」。女子生徒(17)は教育分野に強い大学に行きたいといい、「英語は、単語帳や文法書を穴が開くほど読み込んで鍛えた。あとは当日、落ち着いて頑張りたい」と前を見据えていた。(秋山亮太)

   ◇   ◇

 香住高校(香美町香住区矢田)の激励会には、13日からのセンター試験と、その後の一般入試を受ける3年生計21人が参加した。

 渡邉保幸校長は「なぜ一生懸命勉強をしてきたのか。目標を改めて思い出し、持てる力を十分に発揮してほしい」と呼び掛けた。生徒たちはこのほか、学年主任の教諭たちからも「緊張するだろうけど、頑張れ」「自分1人ではない」などと、力強い励ましの言葉も受けていた。

 生徒を代表して、普通科の男子生徒(18)が「学んだことを全て出し切れるよう頑張ります」と決意を述べた。21人は、教諭手書きのメッセージが同封されたカイロとお菓子を手渡され、本番に向けて心を引き締めていた。(黒川裕生)

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