横須賀洋蘭クラブによる「第47回洋蘭展」が12日、横須賀市衣笠栄町の市はまゆう会館で始まった。会員らがこの日のために丹精込めて栽培した力作142点が並び、来場者の目を楽しませている。15日まで。
同クラブは1972年に三浦半島の愛好家らで発足し、展示会は新春の恒例行事。ことしもカトレアやデンドロビューム、パフィオペディラムなどが会場を美しく彩り、甘い香りを漂わせている。
会員の中には毎年東京ドームで開かれる「世界らん展日本大賞」に出展する人もいて、大津豊隆事務局長は「普段は生花店に並ばない珍しいランも多い。種類や花の形もさまざまなので、ぜひ若い人にも見てほしい」と来場を呼び掛けている。
午前10時〜午後5時(最終日は午後3時まで)。各日とも先着50人に洋ランの苗をプレゼントするほか、会場で即売会も行う。