MLB51勝右腕、71発大砲、ダルから1試合2発のドラ1三塁手…新加入の助っ人が熱い

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中日入団のディロン・ジー(左)とロッテ入団のマット・ドミンゲス【写真:Getty Images】

中日と契約したジーはメジャー通算51勝の実力派右腕

 先日ブルワーズが2011年のドラフト1巡目指名(全体12位)のテイラー・ユングマン投手を放出すると発表した。同球団のデービッド・スターンズGMは日本行きの可能性を示唆しており、今後NPB球団との契約が発表される可能性がある。28歳の右腕は、2015年の1年目に9勝(8敗)、防御率3.77を記録。その後は失速し昨季はメジャーで1試合の登板にとどまったものの、何かのきっかけで再浮上する可能性がある有望株だ。 

 今オフのNPB球団はそのユングマン以上に実績がある選手が続々と加入している。中日が年明けに獲得を発表したディロン・ジー投手はメッツ時代に2度2桁勝利を記録するなど通算51勝をマークしている実力派右腕。近年はマイナー契約からのスタートが多く、レンジャーズ、ツインズでプレーした昨季は先発、中継ぎで18登板し、3勝2敗、1セーブ、1ホールド、防御率3.47だったが、まだ31歳と働き盛りでNPBで飛躍を遂げる可能性は十分ある。 

 ロッテに加入したマット・ドミンゲスもMLBドラフト1巡目(全体12位)でマーリンズから指名された三塁手。アストロズ時代にはメジャーで150試合以上の出場を2シーズン経験した。2013年にはダルビッシュ有投手から1試合2本塁打を放つなど21本塁打を記録。昨季はメジャーで出番がなかったが、メジャー通算42本塁打を放っている28歳は「ファンの方は私の長打力に期待をしてくれていると聞いている。その期待にしっかりと応えられるようにしっかりと準備をしていきたいと思う」と日本での活躍に闘志を燃やす。

日ハムにはレンジャーズの17勝投手、阪神にも期待の大砲

 日本ハムと契約したニック・マルティネスもレンジャーズでの通算4シーズンで68試合に先発した実績を持つ投手。1年目の2014年に29登板(24先発)すると、2年目の2015年は7勝(7敗)、防御率3.96を記録した。ここまで通算17勝。27歳と若く、複数の球団からメジャー契約のオファーもあったという。その中で日本行きを決断しており、大谷翔平が抜けた日本ハムで先発の柱となる可能性はあるだろう。 

 阪神に加入したウィリン・ロザリオも期待の大砲だ。ロッキーズ時代の2012年はメジャーで自己最高の29本塁打をマーク。翌年も打率.292、21本塁打、79打点の成績を収めた。メジャー5シーズンでは打率.273、71本塁打、241打点。韓国プロ野球でも昨季まで2年連続で3割、30本塁打、100打点を記録している。同選手も今年2月で29歳とまだまだ活躍が期待できる選手だ。 

 記憶に新しいところではコルビー・ルイス投手が広島での活躍を経てメジャーに復帰。長らくレンジャーズで先発ローテを担い、2015年には17勝を記録した。ケーシー・マギー内野手も2013年に楽天の日本一に貢献し、翌年にメジャー復帰。マーリンズで打率.287、4本塁打、76打点をマークしてカムバック賞を受賞した。同選手は昨季NPBに復帰し、巨人で48二塁打のセ・リーグ記録を打ち立てるなど活躍。また、今年はマイルズ・マイコラス投手も巨人での活躍を経てメジャー復帰を決め、カージナルスと2年総額1550万ドル(約17億円)で契約している。 

 メジャーで実績のある20代から30代前半の助っ人が相次いでNPB球団と契約している今オフ。この中から第2、第3のルイス、マイコラスは出てくるか。新天地での活躍に期待がかかる。

(Full-Count編集部)