米軍機、ダム低空飛行 CH53か、経路外れる 国頭・安波

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 沖縄県国頭村の安波ダム上空で11日午後3時40分ごろ、米軍ヘリCH53とみられる機体が低空飛行している様子をチョウ類研究者の宮城秋乃さんが撮影した。一帯は飛行ルート外で、近くには米軍北部訓練場がある。本島全域の飲料可能な水(上水道)の約8割が安波ダムを含む北部のダム群から供給されている。墜落や不時着など万一の事態が発生すれば県民の“水がめ”に多大な影響を及ぼしかねない。

 宮城さんによると米軍機は2機編隊で、少なくともダム上空を2回旋回した。宮城さんは「低空飛行だと、緊急時に安全な場所へ移動する時間も余裕もない。県民はいつも危険や水質汚染(の心配)と隣り合わせで生活しないといけないのか」と憤った。

 2013年8月、米軍キャンプ・ハンセン内でHH60救難ヘリが墜落し、宜野座村が墜落現場から約70メートル離れた大川ダムの取水を約1年止める事態に陥った経緯がある。

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