大城(那覇)、大湾(豊見城南)が頂点 重量挙げ九州高校選抜

 重量挙げの第26回全九州高校競技選抜大会は13日、豊見城高校体育館で開幕して、女子53キロ級で大城朱萌(那覇)がトータル135キロ(スナッチ60キロ、ジャーク75キロ)を挙げて初優勝した。大湾ゆみか(豊見城南)は157キロ(70キロ、87キロ)で58キロ級を制した。

 女子53キロ級の天久星空(本部)はトータル128キロ、男子69キロ級の新垣諭(沖縄工)は207キロ、53キロ級の榮蒼(同)は170キロで準優勝した。62キロ級の豊見山倫(宮古)は201キロで3位に入った。

 男女の各階級とも、今大会や新人大会などの記録を参考に、全国高校選抜大会(石川県・金沢市総合体育館、3月)の出場権が与えられる。

◆ハプニングにも奮起/女子53キロ級・大城

 女子53キロ級の大城朱萌(那覇2年)が初めて九州の頂点に立った。スナッチは自己ベストタイだったが、ジャークとトータルは自身の記録を更新。増量時のミスでスナッチを4回行うハプニングに見舞われたものの、「奮起して頑張れた」とジャークまでの全7試技を成功させた。「とてもうれしい」と九州初制覇をかみしめた。

 小中はバレーボール部に所属した。兄の影響で高校進学後に重量挙げを始め、1人で部活動を立ち上げ、練習は豊見城高で行う。昨年は県総体や高校新人も制した。3月の全国選抜出場は未定だが、出場が決まれば「上位目指して頑張る」と意欲満々だ。

◆ジャーク自己新喜ぶ/女子58キロ級・大湾

 トータルで2位と16キロ差をつけて優勝した大湾ゆみか(豊見城南)。「スナッチ1本目で失敗し悔しかったが、ジャークで自己新(87キロ)が出せたので良かった」と声を弾ませた。

 得意のスナッチでつまずいた。1本目の66キロでバランスを崩してしまい、失敗。焦りはあったが会場からの励ましの声で冷静になり、2、3本目はしっかり挙げた。ジャークは最後の3本目で、平良一悦監督から「思いっきりやってこい」と練習でも触ったことのない87キロに挑戦。ぐらつきがあったがしっかり耐えた。

 出場が確実視される全国選抜へ向け「しっかり追い込んで1位を目指したい」と意気込んだ。

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