【横浜】齋藤学がいなくても大津祐樹がいる!「このチームを背負っていけるように――」

©株式会社日本スポーツ企画出版社

 2018年シーズンは「大きなチャレンジをしよう」と決めていた。
 
 柏から横浜に新天地を求めた大津祐樹は、チャレンジの理由を「今一番、身体が動く歳でもあるし、もっともっと自分の可能性を広げていきたいから」と明かす。
 
 自身のさらなる成長を求めていたタイミングで、横浜から「熱のこもったオファー」が届き、愛着のある柏を出ることにした。
 
 近年は怪我などもあり、コンスタントに試合に絡めずにいた。2012年のロンドン五輪では日本の4強進出の原動力になったアタッカーは、本来の実力を発揮できていたとは言い難い。本人には忸怩たる想いがあったのかもしれない。海外でのプレー経験もあるが、「今までの経歴とか関係ない。一からのスタートだと思っている」と覚悟を固め、今回の移籍を機に、新たなキャリアを築こうとしている。
 
 横浜は監督も代わり、新体制下でのスタートとなる。レギュラーが確約されているわけではないなかで、「僕自身、(2列目の)左も右も真ん中も、そのひとつ前もできる。監督が使いたいように使ってもらえれば。どこでも勝負できる」と自信を覗かせる。
 
 同世代の齋藤学が川崎に移籍した今、攻撃のキーマンとして大きな期待が寄せられているが、「このチームを背負っていけるプレーヤーになるつもりでいる」と頼もしい。
 
 元旦には、テレビ朝日アナウンサーの久冨慶子さんとの入籍も発表した。「守るべき人がいることで、それが力になる。幸せにしてあげられるように頑張りたい」と自らを奮い立たせる。「ピッチ内外でしっかりと充実させていくことが目標」。与えられた背番号は、高校時代に付けていたが、プロでは初となる9番。「中途半端な覚悟で移籍してきていない」と表情を引き締める27歳の“大きなチャレンジ”に注目だ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

あなたにおすすめ

Curated by

economy