ミサイル警報に海軍も動いた!?  J・スピースは「車があれば逃げたかも」

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ミサイル警報で一時は騒然となるも、大会は通常通り進行した(撮影:GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 3日目◇13日◇ワイアラエCC(7,044ヤード・パー70)>

「ハワイ方向に向けた弾道ミサイルの脅威。今すぐ避難せよ。これは訓練ではない」。現地時間13日の午前8時7分、弾道ミサイルが米国ハワイ州に迫っているとして、避難を呼びかける警報が誤って送信された。その後、誤報だったという通知がなされるまでかかった時間は約40分。その間、現地住民はパニックに陥っていたが、同様にツアー出場者たちも混乱のときを過ごしていた。

世界ランク2位のジョーダン・スピース(米国)は、「ホテルでスピーカーから、『全員、身を隠しなさい。これは訓練ではありません』と言われたときは本当に怖かった。もし車があったら、それでできるだけ市街地から遠くに行ったら、とも思った」と朝の騒動を振り返った。その後、婚約者や両親に連絡をとり、弟から誤報だったという情報を得た。「(今回は誤報だったが)このようなことは実際に起こりうる。その時にどう動くべきか、考えさせられたし、勉強になったよ」と語った。

ツアー通算2勝のチャールズ・ハウエルIII(米国)も同様に「今回は誤りだった。しかし、私たちが住む世界ではいつ現実に起こってもおかしくないことだ」とコメントした。ハウエルの場合、ハワイの海軍、しかもかなり上級の軍人に知り合いがいたため、即座に連絡を取ったところ、『我々も今準備しているところ。スクランブル状態だ』と返事があったという。「その後すぐに誤報だったと連絡がきたけどね」と一瞬、肝を冷やしたという。

そのほか、JJ・スポーン(米国)はホテルの地下に避難し、ジョン・ピーターソン(米国)は家族全員でバスタブに入り、上からマットレスをかぶるなど、様々な選手に混乱を与えた。一方で、昨年覇者のジャスティン・トーマス(米国)は、このミサイル警報が自身の携帯電話に届かなかったという。友人のトム・ラブレディ(米国)からの連絡を受け、初めて事態を知ることとなった。「僕の時間は僕の時間。置くに何もできないから、ソファに座ってテレビを見ながら音楽を聴いていた」。日本の今平周吾も「(警報に)気づかなかったです。何か(スピーカーで)言っているのは聞こえたけど…。怖いですね」と話した。

また、誤警報による大会への影響はなく、競技は通常通り進行された。日本では2017年9月「ANAオープン」の2日目に、北朝鮮のミサイル発射を知らせるJアラートが鳴り響き、競技が40分間中断。選手や関係者、ギャラリーが一時クラブハウスに避難する事態となっていた。

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