15日は北日本を中心に冷え込んでいて、石川県の白山河内では午前4時前に観測史上最低となる-10.0℃を観測している。ただ、日中は全国的に気温が上がり、東日本、西日本では春先の暖かさとなる見込み。積雪の多い地域では、雪崩に注意が必要だ。
本州付近に暖かい空気が流入 北日本では大気不安定に
15日は低気圧や前線が東北地方を通過するため、本州には南から暖かく湿った空気が流れ込む。このため、西日本から東日本では日中の気温が上がり、東京都心では4日ぶりに平年を上回る見込みだ。
一方、前線北側の北海道は、上空に寒気が流れ込むため、気温は高めだが、大気の状態が不安定となる見込み。
気温の高い状態は木曜日頃まで続く見込み
<予想最高気温(前日差)>
札幌 5℃(+5)
仙台 8℃(+4)
東京、福岡 12℃(+4)
大阪 11℃(+4)
気温の高い状態は今週木曜日頃まで続きそうだ。