ウェールズサッカー協会はライアン・ギグス氏を新たなウェールズ代表監督に任命したことを発表した。契約は4年になる。
ギグス氏は1973年生まれの44歳。ウェールズ代表として64試合に出場したレジェンドだ。
マンチェスター・ユナイテッドで暫定監督を務めたことはあるが、フルタイムの指揮官となるのはこれが初めてのこと。
ライアン・ギグス(ウェールズ代表新監督)
「代表チームを指揮する名誉を与えられたことをとても誇りに思う。
来たるべきネーションズリーグ、EURO2020予選へのチャレンジは非常に刺激的なものだ。
今年後半に控えている重要な試合に備えるために、選手たちと働き始めることを待ちきれないね」
初陣は今年3月に行われる『チャイナカップ』になる予定で、ウェールズは初戦で開催国の中国と激突する。
ただ、気になるアンケート結果も…。
ギグス就任を受けて、『BBC』では読者にアンケートを行っていた。
それは「ギグスはクリス・コールマンの後任として正しい選択だと証明されるか?」というもの。現時点での結果は…。
わずかに、Noという否定派が上回っているようだ。レジェンドとはいえ、監督経験が浅いことを不安視する向きもあるのだろうか。
なお、前任者だったコールマンは2012年から2,129日間に渡って代表を指揮。50試合で19勝13分18敗という戦績だった。