システム建築採用の新工場、JFEシビルが受注、竣工

延べ床面積1.4万平方メートル、最大規模

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 JFEシビル(社長・藤井善英氏)は17日、設計・施工を手掛けた大日本パックス筑波事業部工場(茨城県つくば市)が竣工したと発表した。

 同社のシステム建築「メタルビル」を採用した鉄骨造2階建て、延べ床面積1万4500平方メートルの工場で、「メタルビル」では過去最大級の案件となる。

 本施設は杭と基礎、柱を一体化させた独自の「いちいち基礎工法」を採用。基礎梁がなくコストと工期の低減に貢献している。

 また、屋根には熱による伸縮を吸収する「浮き屋根工法」を採用。可動タブを持ったグリップで折板屋根と母屋を接合しているため、熱伸縮に追随して折板屋根が可動し屋根材の損傷を防ぐ。

 大日本パックスグループは食品や電化製品・精密機器用の段ボールケースを製造・販売する会社で、本施設は5件目となる工場。

 建設労働者など人手不足が深刻化する中、物流施設や工場などの需要は旺盛で省力化に資する「メタルビル」には追い風となっている。

 JFEシビルは18年度からの中期3カ年経営計画で、システム建築事業部の売上高を現状比5割増となる300億円に引き上げていく方針を示している。