バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、現役引退を発表した元ブラジル代表FWロナウジーニョへ感謝のメッセージを送った。
2003年から5年間にわたって、バルセロナで活躍したロナウジーニョ。華麗なプレイで見るもの全てを魅了し、世界No.1プレイヤーと称され、数々のタイトルを獲得してきた。そんなロナウジーニョの背中を見て育ったのがメッシだ。
メッシは2004年10月に17歳ながらトップチームデビューを飾ると、ロナウジーニョと4シーズンの間一緒にプレイ。当時、バルセロナの、そして世界のスーパースターだったロナウジーニョから学ぶことはさぞかし多かっただろう。ロナウジーニョの引退にあたって、自身のInstagramを更新したメッシは「常に言ってきたことだけど、僕はあなたからたくさんのことを学んだよ。ドレッシングルームに着いたとき、あらゆる面で僕がやりやすいように配慮してくれた。いつになっても僕はあなたに感謝し続けるだろう」と綴った。
さらに「僕はあなたと一緒に多くのことを共有できた。本当にラッキーだと思うし、幸せだよ。ボールを持ったときに信じられないようなプレイをするだけでなく、あなたは人間的にも本当に素晴らしい。これが最も大事なんだ。あなたが引退を決断したとしても、サッカー界からあなたの笑顔が忘れ去られることは決してないだろう。全てが最高だったよ、ロニー」とコメントしている。
バロンドールを5度も獲得するなど、現在世界No.1プレイヤーと言われるメッシだが、今の彼があるのはロナウジーニョの存在があったからかもしれない。