UEFAが「ぜいたく税」導入を検討中、会長が明かす

『L'Equipe』は19日、「欧州サッカー連盟(UEFA)会長のアレクサンデル・チェフェリン氏は、ぜいたく税の導入を検討していると話した」と報じた。

これはスイスの放送で行われたインタビューで明かされたものだとのこと。

チェフェリン氏は大会自体の価値を維持するためにはバランスを取らなければならない状況にあると話すととともに、そのためにぜいたく税を計画していると説明した。

アレクサンデル・チェフェリン(UEFA会長) 「UEFAは、これまで戦略を持っていなかった。

将来のために、我々はとても重要な戦略的計画を準備している。

そして、それはみなさんを非常に驚かせるものだろう。UEFAはいまだかつて確固とした戦略はなかった」

アレクサンデル・チェフェリン(UEFA会長) 「現代サッカーで最も大きな課題は、チームの間に存在する格差のバランスをとることである。

我々は、それぞれのチームが競争に参加できる現在の状況を必ず維持していかなければいけない。

夢が、そこに生きていなければならないのだ。

我々は今『ぜいたく税』について考えている。もしクラブがそれによってより支出しなければならないとなれば、それは格差に対する税金となる。

これは我々の組織運営のための税金ではない。我々はその税金をどのように再分配していくかを決めなければならない」

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