中日合格の松坂の一問一答「まずは第1段階、ホッとしている」
ソフトバンクを退団し、去就が未定となっていた松坂大輔投手が23日、中日の入団テストに合格した。この日、ナゴヤ球場の室内練習場で非公開の中で実施。森繁和監督らが見守る中で、捕手を立たせたまま、変化球も交えて22球を投げ込んだ。
入団テスト終了後の松坂の主な一問一答は以下の通り。
――入団テストを終えて。
「まずは第1段階というか、ホッとしています。試合ではないですけど、久しぶりの緊張感の中で、僕としては良かったなと思っています」
――投げた感触は?
「今が100パーセントではないですけど、十分に投げられますというのは伝わったかなと思っています」
――12月にテストが決まった。どう過ごしてきたか。
「去年の終盤ですけど、投げられそうな手応えがあった。話をもらったときも、言われた日にしっかり合わせられると自信を持ってトレーニングしていました」
「開幕までに100にもっていけるように」
――状態は何割くらいまできているか。
「僕の中ではテスト合格したら、キャンプ。キャンプをしっかり過ごしてオープン戦。オープン戦でしっかり結果を残して開幕を目指すというプランを勝手に思ってやっていたんですけど、そういう意味では順調に、6割、7割くらいのところまできている。開幕までに100にもっていけるようにやっていきたいですね」
――プロ20年目を迎えることになった。野球への思いは。
「周りにどう見られようが、何を言われようが、自分でまだやりきった、悔いのない野球人生だったとはやっぱり思えないので、そう思えるようになるまでは自分を信じて前に進んでいきたいと思います」
――どんな1年に?
「日本に戻ってきて3年間まともに投げていないので、あまり僕の口から大きなことは言えないですけど、いろんな人に恩返しするためにも、1軍のマウンドに立つことを目標に、感謝の気持ちを持ってマウンドに上がれたらいいなと思います。大した力になれないかもしれないですけど、チームが少しでも上にいけるように、しっかりやりたいと思います」
(Full-Count編集部)