マンU移籍のA・サンチェス、SNSでアーセナルサポーターへの感謝を綴る

アーセナルのサポーターにむけて敬意を表したA・サンチェス photo/Getty Images

2014年よりアーセナルに在籍していたFWアレクシス・サンチェス(チリ代表)。およそ3年半にわたり同クラブの中心選手として君臨してきた同選手だが、マンチェスター・ユナイテッドに移籍することが22日に報じられた。

同選手は自身のInstagramを更新し、アーセナルのスタッフやサポーターにむけて感謝の言葉を綴っている。

「テクニカルスタッフや医療チーム、多くの素敵な時間を共有したチームメイト、そして目に見えないところで応援してくれた全ての人々に感謝したい。僕らのための食べ物を準備し、毎日僕らのシューズを清潔に保ち、最良のピッチコンディションを維持してくれたみんながいなければ、僕は何も成し遂げられなかった。本当にありがとう。クラブの内情を知らずして僕のことを傷つけたクラブOBがいるけれど、僕は最後までアーセナルの一員として全力を尽くした。僕らが達成した全てのことをアーセナルのサポーターに捧げたい。僕にとって、何よりもサポーターの存在が重要だった。ありがとう“Gunners”(アーセナルの愛称)」

今季のプレミアリーグ第20節(クリスタル・パレス戦)でゴールを挙げた際に祝福に駆けつけた味方が少なかったことから、ティエリ・アンリ氏(元アーセナル)よりチームメイトとの不和を指摘されていたサンチェス。憶測を広めたクラブOBへの不満こそ吐露したものの、移籍騒動の渦中においても自身に声援を送り続けたサポーターにむけて最大限のリスペクトを払った。「今までアーセナルのために全力を尽くしてくれてありがとう」、「あなたの幸運を祈る」など、アーセナルのサポーターと思われる(Instagramの)ユーザーから温かい言葉を受けた同選手だが、今後も同クラブのサポーターの間で語り継がれる存在となるだろう。

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