先日発表されたレオン・ゴレツカのバイエルン移籍。
将来を期待されるシャルケの中心選手はこの夏、なんとフリートランスファーでメガクラブへと籍を移すことになった。
中心選手が宿敵クラブに0円で移籍…どこかで聞いたことのあるような話だが、もちろんシャルケのサポーターとしては到底受け入れられる話ではない。
移籍発表後に行われたブンデスリーガ第19節のハノーファー戦、その気持ちを巨大な横断幕に込め掲載した。
こちらは、選手がウォーミングアップに出てきた際に掲げられたもの。
書かれていた内容は以下の通りだ。
"Weder Kohle, Noch Title Sind Mehr Wert Als Unser Verein!
Wer Das Nicht Schatzt, Kann Sich Sofort Verpissen!"「金もトロフィーも、(我々の)クラブ以上に価値があるものではない。
それを理解しないやつは直ちに失せろ」
金(給与)やタイトルに目がくらみ、0円でバイエルンへと渡るゴレツカに向けられた痛烈にメッセージである。
こんな巨大横断幕を掲げられたら、平常心でプレーする方が難しいかもしれない。やはり海外でも“裏切り者“に対する扱いは相当にシビアだ。
また、この横断幕はもちろんゴレツカに向けて出されたものだが、一緒にアップをしていたシャルケ選手、あるいはフロントに釘を刺す狙いもあったように思える。
そういう意味で言えば、今後のことを考えても十分に意味のあった抗議と捉えることができるかもしれない(もちろん度を越えた誹謗中傷は許されないが)。