PSGでの扱いはひどい!ルーカスが不満をぶつける

『L'Equipe』は22日、「PSGに所属しているブラジル代表FWルーカス・モウラは、今の状況を嘆いた」と報じた。

2013年の1月にPSGへと加入したルーカス。前線の中心選手として重用され、2016-17シーズンには公式戦53試合でプレーした。

しかし今季、ネイマールとキリアン・エンバッペの加入によって完全にスカッドから外れてしまい、わずか6試合しか出場していない。

彼は現在の状況について以下のように話し、自分の状況にはもはや腹が立っていると明かした。

ルーカス・モウラ 「残酷なショックだ。僕は腹を立てているよ。

パリ・サンジェルマンにやってきてから、シーズンあたり50試合に出場することが出来ていた。試合に出られれば、貢献できた。

今年はすべてが変わってしまった。全く幸せではないよ」

ルーカス・モウラ 「もはやPSGでプレーできていないことに苦しんでいる。以前のように自分自身を表現することが出来なくなっている。

全く満足できていない。このクラブで僕は何か確固たるものを作ったと思っていたけど、明らかにそうではなかった。

それもサッカーの一部だということはわかっているよ。それでも、頭を上げて仕事を続けなければならない。

それが、僕がやろうとしていることだ。神様が助けてくれると知っている。僕は信心深いからね。

だから、笑顔でトレーニングに最善を尽くそうとしているんだ」

なお、ルーカスにはマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムが関心を寄せていると言われるが、移籍金は4000万ユーロ(およそ54.5億円)が求められているとのことで、容易に取引することが出来ない条件となっている。

ワールドカップを半年後に控えていることもあり、ルーカスはなんとか出場機会を得なければならない状況であるが…。

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