「黒い○○だ!」…チェルシーユースでの人種差別が告発される

『Irishtimes』は23日、「チェルシーの元コーチであるグラハム・リックスとグウィン・ウィリアムズは、人種差別で告発されている」と報じた。

告発しているのはかつてチェルシーのアカデミーでプレーしていた4名の元選手であるとのこと。

彼らは当時のコーチであるリックスとウィリアムズが激しい人種差別をしていたと訴えており、裁判の準備を進めているという。

ある選手 「私はグウィン・ウィリアムズにスカウトされてチェルシーに入った。

私はハウンスローで育ち、それまで人種差別を経験したことはなかった。

しかしチェルシーでの練習が始まった時、あのような言葉を聞くことになった。彼はいつも言っていた。『ニグノグ、ブラック・バスタード、クーン(黒人の蔑称)』と」

ある選手 「シャワーに行けばいつも言われていた。昔のスタンフォード・ブリッジでのことを覚えている。

こう耳にするんだ。『見ろ、彼の黒くてでかいチ○コを!馬のチ○コだ!』と。

そこには2~3歳年上の選手たちがいて、本当に苦しかった」

「サッカーを辞めて他の仕事をした時、オフィスでバナナを食べることを本当に恐れていた。

なぜなら、試合のハーフタイムや終了後にフルーツを食べたりすれば、すぐに雰囲気が変わったことを覚えているからだ。12歳のころからずっとだ。これは心に突き刺さっている。

若い黒人の青年としてオフィスに入っていく時、『バナナを食べてはいけないぞ。誰かが汚い黒人だのサルだの言うだろうから』と言い聞かせていた。

そんなことはまったくなかったが、最初の数年間は頭から離れなかった」

なお、1990年代にコーチを務めていたリックスとウィリアムズはこれらの不正行為があったという事実を否定している。

また、チェルシーはこの訴えに対して捜査を支援することを明らかにしているとのことだ。

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