記録的な大雪・寒さに警戒

強烈な寒気の影響で日本海側は大雪となっていて、積雪の深さは(24日午前4時現在)、新潟・守門では209センチ、山形・肘折は293センチと3メートルに迫っています。25日にかけても積雪が増え、さらに危険な状況になってしまいそうです。25日夕方までの24時間降雪量は多い所で、北陸100センチ、東海・関東甲信70センチ、東海・近畿50センチ、北海道・中国40センチ、四国15センチの予想。その後26日も大荒れの天気は続く見込みで、しばらく大雪・猛吹雪に警戒が必要です。

これだけ大雪をもたらす強い寒気ですから、太平洋側でも影響が出ます。この冬一番の冷え込みになる所が多く、最低気温は都市部でもほとんど氷点下に。東京全域に低温注意報が発表されていますが、これは1985年以来33年ぶりの事です。東京の最低気温は、水道管が凍結する目安とされている-4℃予想。内陸部ほど水道管の凍結の危険性が高くなりそうです。

気象予報士・中村 美公

画像について:25日の天気予報。

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