ルノー搭載のマクラーレンF1、正式デビューに先立ち『MCL33』の走行テストを実行か

 マクラーレンF1チームが、2018年を戦うマシン『MCL33』のシェイクダウンを、公式テストスタート前に行う見込みであると報じられている。

 プレシーズンテストは2月26日にスタート、マクラーレンはMCL33・ルノーを2月23日に披露することを明らかにしている。

 しかしマクラーレンはF1レギュレーションで認められた“フィルミングデー”を利用して、公式テストの数日前に新車のシェイクダウンを行うかもしれない。

 F1レギュレーションによって、各チームは年間2回、プロモーションイベントとしての走行を行うことができる。1回につき走行距離は100kmに制限されており、装着されるタイヤはプロモーション走行専用のものになる。

 2018年、マクラーレンはパワーユニットをホンダからルノーに変更、そのためにシャシーを大きく変える必要があった。8日間しかないプレシーズンテストを有効に活用するため、マクラーレンは前もってシステムチェックを行うものと推測されている。

 エグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは、2018年型マクラーレンF1マシンは前年型と比べて外観が大きく変わると述べており、多くのファンが望むようにパパイヤオレンジのカラーリングが採用されるという説がある。

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