愛知製鋼、東海市の6小学校で「鉄の教室」を開催

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は24日、社会貢献活動の一環として継続実施している出張授業「鉄の教室」を1月末から2月初旬にかけて、本社のある愛知県東海市の6小学校で実施すると発表した。将来を担う地域の子供たちに、鉄の可能性とモノづくりの楽しさを学んでもらうのが狙い。昨年9月の開催と合わせ、今年度も市内の全小学校で開催することになる。

 教室は、2010年度からスタートし今年度で8年目。11年度からは年2回(9月度、2月度)、市内全校で開催し、今回は通算15回目の教室開催とる。

 授業では、日本の産業基盤であり、地元の基幹産業の一つでもある「鉄」の可能性・役割を楽しく、わかりやすく伝え、地域に根ざした鉄鋼産業への理解とモノづくりへの興味を深める。社員や技術学園生、愛知製鋼グループ社員が講師とアシスタントを務め、「磁石づくり」の講義・実験を通じて「鉄」を学ぶ。

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