メキシコのパチューカで奮闘する日本代表FW本田圭佑。
先日のロボスBUAP戦では2アシストの活躍を見せた彼だが、試合後のこんな提言も話題となった。
サッカーのアシストを通算化してランキングにするのはどうか。
もっと多くの選手が評価される機会が増えるようになるし、ファンだって知りたい数字なんじゃないかな。
先ずはJリーグで!!
たしかに、現在行われているシーズンのアシストランキングを出しているリーグはあるが、通算というのは珍しい。
アシストをゴールのように扱うのであれば、キャリアでのデータが見られたほうが選手の評価につながり、ファンにとっても楽しみが増えるといえる。
見てみたい…と思っていたところ、“指名”を受けたJリーグに、さっそく動きがあった。
Jリーグの公認データ(Stats Stadium)を扱っているデータスタジアム株式会社が運営する『Football Lab』。
そのTwitterアカウントにて、2008年から2017年まで過去10年間のJ1通算アシストランキングが突如発表されたのだ。
このタイミングでデータが公開された理由については触れられていない。
ただ、本田のツイートは21日。その翌日に披露されたということは、やはりそういうこと!?
ちなみに1位は、Jリーグを代表する司令塔、中村憲剛(川崎フロンターレ)。このうち11アシストは2017シーズンに記録しており、見事アシスト王に輝いている。
2位の遠藤保仁(ガンバ大阪)との差は21。遠藤は2013シーズンにJ2でプレーしていたとはいえ、アシストという点では中村憲剛が秀でた能力を見せているといえそうだ。
3位以下も、柏木陽介(浦和レッズ)、中村俊輔(ジュビロ磐田)、梁勇基(ベガルタ仙台)とリーグ屈指のパサーがずらり。
このなかでは、中村俊輔がセットプレーから最多の40アシストを記録している点が興味深い。今シーズンの磐田においても彼の左足は強力な武器になること間違いなしである。