金武湾でヨナバルマジク

 2日、ユニチカの杉原正浩さんのお誘いで宜名真沖のジギング、ライトキャスティングゲームに同行取材。メンバーは杉原さんの他、河野ちあきさんと、宮城調秀さん、亀谷究さん、仲本司さんの計5人。当日は北東の風が強く波4メートルの予報だったが、島陰になる宜名真沖なら安全に釣りが楽しめるとのことで午前8時に宜名真漁港を出船。

 美しい魚体のヨナバルマジク(タイワンダイ)は、沖釣り師憧れの魚。そんなヨナバルマジクを狙って15日、オーパFCの崎浜秀智さんと城間敏さんを誘って、浜田漁港からこなみ丸で金武湾に出掛けた。

 午前8時に出船して10分ほどのポイントに到着。エビでタイ釣るの言葉があるように、タイ釣りには生きた島エビが最高の餌とされている。しかし、活(い)きエビは入手できず、冷凍のシバエビとオキアミを用意した。ここのポイントはマクブも釣れると聞いて、私はシバエビを餌に仕掛けを下ろしアタリを待った。

 ヒットしたのは崎浜さん。50センチ・2キロオーバーの良型のヨナバルマジクが釣れた。続いて城間さんにも。オキアミ餌の2人はヨナバルマジクやガーラなどをコンスタントに釣った。

 シバエビ餌の自分の竿(さお)には餌取りのアタリもない。餌を変えた途端にヒットした。リールを巻き上げると、クイクイと小気味の良い引きで楽しませてくれて、私にも2キロ前後の良型が2匹釣れた。

 納竿(のうかん)前に、城間さんがこの日最大の2・6キロを釣り、3人でトータル9匹のヨナバルマジクを釣った。そのうちの5匹は2キロオーバーと型にも恵まれた。第3こなみ丸(電話)090(8838)5612。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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