蕎麦Cafe KIBUNE
第2回みかんグルメ&スイーツサミットが湯河原で20日と21日に開かれ、地元みかんを使った料理や洋菓子の販売ブースに行列ができた。地場産品を盛り上げようと昨年から始まったイベントで、今年は小田原や東京、三島などのホテルやレストランなど13団体と、昨年グランプリの西湘畜産が軒を連ねた。
来場者の投票の結果、2度目の挑戦となった蕎麦CafeKIBUNE(真鶴)がグランプリに輝いた。同店が提供した「キブネブラックみかんver」はつゆにみかんを使い、仕上げにみかんを炒って油で熱して作った「特製香味オイル」をかけた一品で、2日間で約650食を販売。同店オーナーの相蘇光洋さん(35)は「甘くなりすぎないように材料のみかんを選び抜いた。土産物など製品化も考えたい」と語った。今回初出場の富士屋ホテルは特製スイーツ「みかんバーガー」をペストリーシェフやパティシエが考案。小田原百貨店は主婦のパートスタッフたちが知恵を結集して商品を開発し、みかんのソースをかけたチキンステーキを出品。いずれも完売した。