第2日 西彼・西海、累計トップ守る

 第67回郡市対抗県下一周駅伝大会第2日は27日、平戸市-雲仙市の13区間、149・5キロのコースで行われ、日間2位でゴールした西彼・西海が累計トップを守った。西彼・西海と2位との差は8分47秒。V2へ向けて大きく前進した。

 7時間59分46秒で第2日の日間首位を獲得した大村・東彼が、累計で第1日の4位から2位に浮上。長崎が3位、佐世保が長崎から55秒差の4位で続いた。

 西彼・西海は10区小林(三菱重工RC)、13区中山(国学院大)らの区間賞をはじめ、ほぼ上位でつなぐ安定のリレー。大村・東彼は5区栗原(東京国際大)からの3連続区間賞、9区八木(陸自大村)の区間賞などで、着実に順位を上げた。

 長崎は1区畠山(長崎北高)が区間賞発進したが、その後は区間順位が安定せずに6区で3位に後退。4区で4位となった佐世保が8区区間新の植村(松浦高)ら後半の追い上げで長崎に迫った。

 5位対馬は11区阿比留(神奈川大)の区間賞の力走などで上位を猛追。6位島原半島は4区区間賞の近藤(島原工高)らの好走で中盤まで日間首位争いに絡んだ。

 7、8位の五島、北松・松浦は我慢のレースを展開。諫早が2日連続の途中棄権を乗り越えて、最下位から9位に浮上した。10位平戸は13区松田(陸自大村)の区間2位の力走で最後に最下位を脱出。壱岐は9位から二つ順位を落とした。

 最終日は28日、雲仙市-長崎市の18区間、131・4キロのコースで競う。

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