『Manchester Evening News』は28日、「エメリク・ラポルトとは何者なのか?」という記事を掲載した。
アスレティック・ビルバオでプレーしているラポルトは、今冬のマーケットでマンチェスター・シティに移籍するのではないかと言われている。
報道では「すでに交渉が大詰めを迎えている」と伝えられており、月曜日にも正式に決定するとも。
ではそのラポルトとは何者なのか。そして、本当にシティへとやってくるのか?
エメリク・ラポルトとは
名前:Aymeric Laporte
生年月日:1994年5月27日
ポジション:ディフェンダー
出身地:フランス・アジャン
ラポルトは、故郷のクラブであるスポルティング・ユニオン・アジャン・フットボールからアスレティック・ビルバオに移籍し、育成されたフランス人のDFである。
様々なカテゴリのユースチームを経て2012年にファーストチームでデビューを果たし、すぐに新しい契約を手渡された。
彼の株はエルネスト・バルベルデ監督の下で急上昇し、2013-14シーズンにはチーム最優秀選手にも選ばれている。
その後さらにビルバオと2回契約を更新し、2015年のスーペルコパでバルセロナを破ったチームの不可欠な存在であった。
どこでプレーできる?
ラポルトは主に左のセンターバックを務めており、ジョン・ストーンズの長期的なパートナーとして見られている。
スペインでブレイクしたシーズンでは、定期的に左サイドバックとしてもプレーしていた。
そして、それらの能力はマンチェスター・シティに力を加えてくれるだろう。
獲得にはいくらかかる?
ラポルトは2016年にアスレティック・ビルバオとの契約を更新しており、解除条項は5650万ポンド(およそ87.82億円)に設定されている。
したがって、シティは彼と契約しようとすれば記録的な取引を行わなければならない。
これまでの取引では、ケヴィン・デ・ブライネを5450万ポンド(およそ84.71億円)で獲得したのが最高額だったからだ。
彼はフランス代表?スペイン代表?
ラポルトは人生の大半をスペインで過ごしているが、依然としてフランス代表のメンバーに入ることを望んでいる。
4つの年代別チームでフランスのキャプテンを務め、2013年のU-19欧州選手権では準優勝を果たしている。
しかし、EURO2016に向けたメンバーに選ばれなかった場合、スペインに移ることを検討しているとも話していた。
結局ラポルトは選ばれず、スペインに鞍替えするプロセスを開始したのではないかと言われていた。
2016年にもシティ移籍が噂されていたが、なぜ彼は拒否した?
エメリク・ラポルト 「ジョゼップ・グアルディオラ監督は、素晴らしいコーチであるだけでなく、良い人物であることが証明されている。
しかし、僕はクラブや家族と話してオファーを評価して、彼にはノーと答えることにした。
早まったわけではない。これはプロとして、短所を見た結果だ。ピッチにいられる時間はどうか。怪我から復帰したばかりの状況でどうなのか。
この年齢でこれらを考えるのは、簡単なことではなかったよ」