西彼・西海 連覇 女子総合は大村・東彼V3

 第67回郡市対抗長崎県下一周駅伝大会最終日は28日、雲仙市小浜町-長崎市の18区間、131・4キロのコースで行われ、西彼・西海が3日間の累計21時間44分39秒でV2を果たした。2位は大村・東彼、3位は長崎だった。

 女子総合は大村・東彼が3連覇。躍進賞は壱岐が獲得した。最優秀選手賞の男子は長崎の向晃平(国学院大)が初めて、女子は大村・東彼の廣中璃梨佳(長崎商高)が2年連続で受賞した。

 最終日は累計1、2位の西彼・西海と大村・東彼が激しい日間首位争いを展開した。西彼・西海は1区林(大東大)、11区浦馬場(東京国際大)らの区間賞の力走などで累計トップを走り続けたが、大村・東彼も区間賞をつかんだ2区室井(陸自大村)、4区花尾(鎮西学院高)らや女子勢で猛追。累計は届かなかったものの、日間は西彼・西海を8秒差で抑えた。

 長崎は壮年2区間と17区向の区間賞などで、後続からのリードを広げて3位を守った。佐世保が4位、対馬が離島勢トップの5位。島原半島が昨年の9位から6位に浮上し、以下は五島、北松・松浦、諫早、壱岐、平戸と続いた。

 クラス別表彰のAは西彼・西海、Bは対馬、Cは島原半島が優勝。この結果、来年のAクラスは西彼・西海、大村・東彼、長崎、対馬、Bは佐世保、五島、北松・松浦、島原半島、Cは諫早、壱岐、平戸となった。

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