森林(諫早高)6度目の区間賞 小5から出場 「毎回幸せなレース」

 諫早の森林(諫早高)が18区で2年連続の区間賞。前回大会で自身が樹立した区間記録の更新はならなかったが、2位に34秒差をつけてゴールテープを切った。「タイムは全然駄目だけど、体調が万全ではない中でも今の力は出し切れた」と笑みを浮かべた。

 小学5年から8年連続出場し、計6個の区間賞を獲得。2014年からは女子MVPに3年連続で輝いた。今春の高校卒業後は、陸上長距離部があるデンソーへの入社が決まっており、「来年は出られるかどうか分からない」という。

 8年間を振り返り「たくさん応援していただいて、毎回幸せなレースだった」としみじみと語った。春からは実業団選手として新たなスタートを切る。「世界で戦う選手になりたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

最終区で2年連続の区間賞を獲得した諫早のアンカー森林(諫早高)=長崎新聞社前

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