柏がACLで「勝つ」or「負ける」で、J2新潟のスケジュールは天と地ほど変わってくる

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30日(火)に予定されているAFCチャンピオンズリーグのプレーオフ。

日本からは昨シーズンのJ1で4位に入った柏レイソルが出場し、ムアントン・ユナイテッドと対戦する。

柏にとってACL出場はマストであり、Jリーグとしてもアジアでのランキングを確保するためには柏を含めた4チームの参加が理想的だ。

しかし、柏のACL出場を歓迎していないかもしれないのがアルビレックス新潟だ。

昨シーズンのJ1で17位に沈み、J2への降格が決定した新潟。

実はレギュレーションの変更により、今シーズンはJリーグYBCルヴァンカップに出場する可能性がある。グループステージのレギュレーションは以下の通り。

<ACLグループステージに出場するチームが4チームの場合>

ACLに出場する4チーム(川崎F、鹿島、C大阪、柏)を除くJ1の14チームとJ2の2チーム(甲府、新潟)の16チームを4グループに分け、各グループで2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行う。 
<ACLグループステージに出場するチームが3チームの場合(ACLプレーオフ出場クラブがACLプレーオフで敗退した場合)>

ACLに出場する3チーム(川崎F、鹿島、C大阪)を除くJ1の15チームとJ2の1チーム(甲府)の16チームを4グループに分け、各グループで2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行う。 

今季からルヴァンカップの出場枠は2つ増え、「20」となった。

これまではJ1チームのみの参加であったが、J2に降格したチームの一部にも出場権が与えられたのだ。

しかし、ACL本戦に出場するチーム数によってその数は変わり、柏がACLに出場すればJ2から甲府と新潟(16位と17位)が、柏がACLプレーオフで敗退すれば甲府のみ(17位)が参加することになる。

つまり新潟としては、30日(火)に行われる柏の結果次第でルヴァンカップへの出場の可否が変わってくるのだ。

ここで、仮に新潟がルヴァンカップに出場した場合の3月のスケジュールを見てみよう。

2018年3月3日(土)
J2 第2節
アルビレックス新潟 対 松本山雅

2018年3月7日(水)
ルヴァンカップ グループステージ 第1節
ベガルタ仙台 対 アルビレックス新潟

2018年3月11日(日)
J2リーグ 第3節
アルビレックス新潟 対 京都サンガ

2018年3月14日(水)
ルヴァンカップ グループステージ 第2節
FC東京 対 アルビレックス新潟

2018年3月17日(土)
J2 第4節
横浜FC 対 アルビレックス新潟

2018年3月21日(水)
J2 第5節
アルビレックス新潟 対 愛媛FC

2018年3月25日(日)
J2 第6節
アルビレックス新潟 対 徳島ヴォルティス

3月3日(土)から1週間に2試合が続き、23日間でこなすゲーム数は「7」。

ルヴァンカップは翌月、翌々月にもグループステージが予定されており、4月、5月も同様に7試合ずつが予定されているのだ。これらを合計すると、3ヶ月間で21試合という計算に…。

新潟はJ2に降格したことで昨シーズンの主力選手が相次いで退団しており、監督も新しくなった。チームは立て直しを強いられており、J2での戦いは試合数が多くなり、さらには移動距離も長くなる。

もちろんルヴァンカップへのモチベーションが無いわけはないはずだが、それでも優先順位はJ1への復帰が圧倒的に高いはず。

そう考えると柏のACL出場、即ち新潟のルヴァンカップ出場に複雑な気持ちを抱くファンがいてもおかしくない…。