日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツは28日、ブンデスリーガ第20節でレヴァークーゼンとアウェイで対戦。ここ2試合で3ゴールと調子を上げていた武藤だが、この日はゴールネットを揺らすことができず。チームも0-2で完封負けを喫している。
試合後、インタビューに応じた武藤は「いやぁ、ひどかったなと……。チームで自分たちの良さが出せず……あまり良くなかったなという感じですね」とコメント。ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。
そして試合内容については「下がり過ぎてしまった。前から行って連動するのが良いところなのに、戦術的に全部下がってしまって、サイドも空いて、簡単につながれて、ひたすら無駄走りになるっていう。それでみんな、前半からイライラしていて(後半の)立ち上がりに失点して、という一番最悪なパターンになてしまった」と振り返った。
さらに「クアイソンと自分がずっと走っていて、そこから一気にカウンターというと(ボールが来たときには)パワーがなくて、クアイソンのスピードも活かせないし、自分も前に2人しか残っていないのに、相手のDFは3枚しっかり残っているという形で。カウンターから何回かシュートチャンスはありましたけど、ああいう形以外にはサイドからのクロスもないし、せっかく(前節の)シュトゥットガルト戦で戦術的にうまくやれて、良い戦いができたのに、今日こういう風に自分たちが求めていることができていなかったというのは非常に残念です」と悔しさをにじませている。