「飛鳥2」が船出 オセアニアへ

 日本最大のクルーズ客船「飛鳥2」(5万142トン)が28日、南太平洋のオセアニアを訪ねる39日間の長期クルーズに母港の横浜港から出航した。

 運航する郵船クルーズ(横浜市西区)によると、「オセアニアグランドクルーズ」は5年ぶり。総勢526人の乗客とともにオーストラリアやニュージーランド、ニューカレドニアなど夏真っ盛りの海外7港を訪れ、3月7日に横浜に帰港する。

 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(同市中区)では記念セレモニーが開かれ、初代「飛鳥」から数えて第12代目となる堤義晴船長は「3月には、笑顔いっぱいのお客さまと一緒に戻ってきたい」とあいさつした。

 市立港中学校吹奏楽部の演奏を受けて、次の寄港地、神戸に向かった。

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