小田原城本丸広場で２月３日（土）、環境問題を考える音楽ライブ＆トークイベント「キャンドル イン ザ キャッスル 小田原城 クールチョイス」が開催される。小田原市が主催、午後３時30分から５時まで。観覧無料。
イベントは、政府が２０１５年に提唱し、省エネや低炭素型の製品やサービス、行動など温暖化対策に資する賢い選択を呼び掛ける国民運動「ＣＯＯＬ ＣＨＯＩＣＥ（クールチョイス）」の一環として行われる。小田原市は、この運動に17年５月に賛同。これまで子ども向けの出前講座やイベントでのＰＲなどに取り組んできた。現在、小田原城天守閣で実施している「冬桜イルミネーション」のなかでも、青色ライトとナレーションでクールチョイスを呼び掛けている。
当日は映画やテレビ番組の制作、ＤＪ、作家など多方面で活躍するロバート・ハリス氏と、福島県出身で東日本大震災復興支援に尽力するアーティストの渡辺俊美氏がナビゲーターを務め、クールチョイスについてトークと音楽ステージが繰り広げられる。加藤憲一市長もゲストとして登壇。「おだわらから変えよう、次世代の暮らしへ」をテーマに意見が交わされる。
また、市内で活動するキャンドル作家ｍｉｅさんが１００本以上の巨大キャンドルを灯し、会場を彩る。キャンドルは６時頃まで点灯されており、イルミネーションと灯りの共演が楽しめる。市エネルギー政策推進課では「普段と違う幻想的な雰囲気のなかで、地球温暖化や環境について考えてもらえれば」と話した。
雨天時はハルネ小田原のうめまる広場で実施。（問）市観光協会【電話】０４６５・２２・５００２
