豊田通商、自動車用サンバイザーメーカーの共和産業を子会社化

　豊田通商（社長・加留部淳氏）は２９日、自動車用サンバイザーメーカー、共和産業（本社・愛知県豊田市）の株式９３・３５％を昨年１２月に取得し、子会社化したと発表した。

　共和産業は国内シェアの約８割を握り、海外にも生産拠点を展開する大手自動車部品メーカー。

　豊田通商は共和産業の安定株主となることで、自動車生産に関する豊富なノウハウを生かした自動車産業のサプライチェーン維持、海外での事業展開によるさらなる事業拡大、販売力の強化を図りたい考え。

　なお、常勤役員（副社長）１人を３月から派遣する予定。