皇后役に長濱ねるさん、皇帝役はV長崎前主将・村上佑介さん 2018長崎ランタンフェス

 長崎のまちを1万5千個の幻想的な明かりが彩る25回目の長崎ランタンフェスティバルが2月16日から17日間、長崎市中心部の7会場で開かれる。湊公園に置かれるメインオブジェは、獅子6頭がまりで遊ぶ様子を表現した「瑞獅戲球(ズイスーシーチョウ)」(高さ10メートル、幅4・5メートル)。24日の皇帝パレードは同市出身で人気アイドルグループ「欅坂46」のメンバー、長濱ねるさんが皇后役を務める。

 実行委が1月30日、イベント概要を発表した。

 ランタンフェスティバルは同市新地町の長崎新地中華街の人々が始めた「春節祭」に由来する。今回の目玉の一つは、初出演の「浙江婺(ぶ)劇団」。中国浙江省中南部の方言や音楽で構成する婺劇を披露する。2月22~26日の5日間、新地中華街会場の湊公園(新地町)や中央公園(賑町)、孔子廟(大浦町)で上演される。

 皇帝パレードは17日と24日。午後2時から中央公園会場で出発式があり、浜町の商店街などを通り、湊公園へ向かう。17日の皇帝役はサッカーJ1に今季参戦するV・ファーレン長崎の前キャプテン、村上佑介さんで、皇后役はロマン長崎の清竹史苑(しおん)さんが務める。24日の皇帝役は長崎大の河野茂学長。18日と25日は、市民約120人による「媽祖(まそ)行列」がある。

 期間中のランタンやオブジェの点灯時間は午後5時~10時。23、24日は、一部の会場で点灯時間を1時間延長する。

© 株式会社長崎新聞社