国の受動喫煙対策 兵庫県・井戸知事が疑問視

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兵庫県の井戸敏三知事

 受動喫煙対策を巡り、厚生労働省が店舗面積150平方メートル以下の小規模飲食店内での喫煙を認める方向で自民党と調整していることに対し、兵庫県の井戸敏三知事は1日の定例会見で、「150平方メートルは小規模店と言いにくいのでは」と疑問を投げかけた。

 兵庫県は2013年に神奈川県に次いで全国2例目となる受動喫煙防止条例を施行。官公庁や病院、学校園の敷地内を禁煙とする一方で、飲食スペースの面積が100平方メートル以下の飲食店舗などは適用除外としている。

 井戸知事は「条例策定当時、5年後には国が100(平方メートル)より、もっと低い基準をセットしてくるという期待もあった」と言及。18年度は県条例の見直しの時期に当たっており、「国の基準に、県が独自に上乗せして規制するのは許されると思う。県条例が法違反になることはないだろう」との見方を示した。(前川茂之)