スマートIC「北熊本」来春完成へ 用地取得、今秋にも完了

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 九州自動車道の北熊本スマートインターチェンジ(IC)=熊本市北区植木町、改寄町=の整備計画で、同市が進める用地取得が今年秋には完了する見通しであることが1日、分かった。計画通り2019年3月の完成を目指す。

 同IC整備は11年度、同市と合志市などが国の許可を得て事業に着手したが、地権者69人との用地買収(計5万3800平方メートル)が難航。完成予定時期を当初の16年3月から3年延長した。

 市は15年12月から地権者代表と協議して一括取得する方法から、地権者一人一人との交渉に変更。アクセス道路の主要部分の地権者59人と優先して交渉を進めた。これらの地権者から昨年10月までに同意を取りつけ、用地取得も今年9月までには完了する見通しが立ったという。

 市道路整備課は「植木町や合志市への経済効果のほか、災害時に熊本市中心部へのルートを複数確保するためにも必要な事業。ICと植木小付近を結ぶ県道の拡幅工事が決まったこともあり、事業の必要性を理解してもらえた」としている。

 スマートICは、自動料金収受システム(ETC)搭載車専用の簡易インター。県内では「宇城氷川」(氷川町)と「城南」(熊本市南区)が開通している。(高橋俊啓)

(2018年2月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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