新日鉄住金は１日、同社持分法適用会社で大手引抜鋼管メーカー、片倉の鋼管（本社・兵庫県尼崎市）の株式追加取得による子会社化が完了したと発表した。先般、公正取引委員会の審査が完了。１日付で片倉の鋼管に対する新日鉄住金の出資比率は２４・９％から８０％となり、連結子会社となった。
１日に片倉の鋼管で開催された臨時株主総会と取締役会では、同日付で社長に新日鉄住金の龍田晃一上席主幹が就任。また今年４月１日から商号を日鉄住金片倉鋼管に変更することを決めた。
新役員体制は次の通り。
▽社長、龍田晃一＝新任
▽専務、大芝良光
▽取締役、飯島宗浩（新日鉄住金鋼管事業部鋼管技術部上席主幹）＝新任
▽非常勤取締役、松岡義則新日鉄住金鋼管事業部鋼管営業部メカニカル鋼管室上席主幹
▽非常勤取締役、内山直紀住友商事国内鋼管担当部長
▽非常勤監査役、池田裕一新日鉄住金鋼管事業部鋼管企画部鋼管事業開発室上席主幹
【退任取締役】
▽今本康文社長＝常勤顧問
▽片倉武士会長＝非常勤顧問
