コンテ、イタリア代表監督に復帰か 伊サッカー連盟会長「彼は就任に前向きだ」

今季は苦戦を強いられているコンテ監督 photo/Getty Images

昨季よりチェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督。就任1年目で同クラブにプレミアリーグのタイトルをもたらすなど、卓越した手腕を発揮している同監督だが、補強方針をめぐるクラブ首脳との確執が各メディアで報じられていることから、今季限りでの退任の噂が囁かれている。

こうした状況のなか、同監督がイタリア代表監督への復帰を希望していることが英『sky SPORTS』で明らかに。イタリアサッカー連盟の会長を務めるロベルト・ファブリチーニ氏が、未だに空席となっている同国代表の監督人事について言及。「(ロベルト・)マンチーニとは接触できていない。(カルロ・)アンチェロッティの反応も微妙だし、(クラウディオ・)ラニエリの招聘も難しそうだ。ただ、コンテは就任に前向きだね」と述べたことから、同監督の再任が現実味を帯びている。

既にカラバオ杯で敗退を喫しているほか、今季のプレミアリーグで首位との勝ち点差が18にまで開くなど、苦戦を強いられているコンテ監督。かねてより早期退任の噂を否定し続けている同監督だが、既に“心ここにあらず”の状態なのかもしれない。

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